GACKT、女性DJのセクハラ被害に「『格好に問題が』と言うこと自体がおかしい」「好きな格好ができない、そんな国にしたいのか？」

仏教の実践の初歩は、六根という感覚器官を防護することです。
六根によって情報に接し、それらを感受して苦・楽・不苦不楽の価値判断を行うことから煩悩が起動します。したがって、感覚器官にできるだけエサを与えないというのが清浄行の重要な実践となるわけです。（この点も沙門果経に経証があります）

従って自分で見物するどころか、音楽や見世物を演じて人の感覚器官を刺激し、煩悩を生起させる因縁を与える行為はより罪深い悪業とされます。
相応部経典ターラプタ経では、舞踏を演じるターラプタから、「舞踏で人々に喜びを与えている私は死後、天界に生まれ変われますね」と聞かれたブッダが、そうではなく人々の煩悩を煽っているのだから帰趣は畜生か地獄であると答えています。