「家族はコスパが悪い」という価値観…なぜ若者は結婚しない・できなくなったのか

え？　昔は日曜のみ休みで土日祝日の今の方が時間的余裕がある？

昔は猛烈社畜社員ですらお正月休みを取り、お盆に墓参りや親戚で集まって飲んだりする余裕があったよね

「1億総中流」の厚い中間層の旺盛な購買力で内需が潤ってた。
労働者は働けば働くだけ所得が増え、それがさらに消費に結びついた。
3種の神器を買いそろえ、子供3人を大学に送る経済力があった。

「終身雇用制」はアレコレほざく奴らが多いが、メリットも大きかった。
終身雇用で退職までの職が保障され、自分の生涯年収の目途もたつので。
いつ結婚し、いつ家を買い、いつ車を買い、子供は3人作って、添えぞれ大学に行かせ･･･という人生設計が容易に立てられた。

また銀行も終身雇用の信頼で借り手に長期ローンを安心して貸し与えた。
長期ローンを受け庶民は、ちょっと背伸びして大きい車、大きい家を買いその分がむしゃらに働いたので、日本企業の業績は上がった。
働いた分給料は増え、益々モノが売れた。

終身雇用制で各企業の先輩社員は経験と勘と技能を、安心して新入社員の秘儀伝授できた。
こうした製造業の独自技術は代々引き継がれ、「電子立国日本の自叙伝」の時代はNEC富士通、日立、東芝、シャープ…が独自技術で世界を席巻した。

これら全てが糞タレ新自由主義者、グローバリスト、経済合理性のコイズミ、タケナカ、アベらに壊された。
1億総中流と終身雇用は破壊され、ダメリカ流「勝ち組・負け組」社会の導入で、日本は少数の金持ちと多くの貧困層に二極化・分断化された。
「和」の精神による、かっての日本経済の強さは痔民党政権によって破壊された。
貧しくなった国民は、子供も産まなくなった。