【沖縄】ノラネコ、絶滅危惧種を10分で食べ終える　防波堤に並ぶベニアジサシ狩る　うるま市の漁港　「屋外ネコ減を」専門家が警鐘

A:はい、野良猫は外来種です。猫は元々、中近東や地中海沿岸が原産で、日本には10世紀頃に中国から伝来しました。猫は、ネズミや昆虫などの害獣を駆除するために飼われはじめましたが、やがて野良猫が増え、生態系に悪影響を及ぼすようになりました。猫は、鳥類や小動物を捕食するだけでなく、繁殖力が強く、短期間で数を増やすことができます。そのため、野良猫は、希少動物や在来種の減少につながると懸念されています。

環境省は、2014年に「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」を公表し、猫を特定外来生物に指定しました。特定外来生物は、輸入や飼育、販売、譲渡などが禁止されています。野良猫を減らすためには、飼い主が責任を持って猫を飼育し、野良猫を放つことが重要です。

愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられます。 また、愛護動物を虐待又は遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。 ※愛護動物とは、牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる。