ガリットチュウ福島　世界一！！ブラジリアン柔術世界大会で悲願の優勝「爆裂嬉しい!!!」　岡田准一、玉木宏らも出場

創始者の嘉納治五郎自身は主流の古流柔術の実践性意識が強くて、
寝技も技術体系にあったけど、メインには立ち技で投げ技の他に、
当身技や武器術、立ち関節技等の、寝ない技術を重視していた

一方で、寝技を重視する意識を持った柔道家も増えていった
大日本武徳会では柔道が採用されたけど、嘉納の意向も受けながら組織としては独立性も強かった
嘉納の立ち技主体の意識をあまり強く受けることなく、寝技も重視されていく
こっちは古流出身者の指導者も多く、割りと寝技技術も練られた

もう一つ、高専柔道があって、こっちは寝技特化
立ち技の強いエリート柔道家に対抗するために、ルールの穴をついてのスポーツ意識の強い成り立ち

こういった複数の思考があった上で、柔道家は基本的に当たり前に複数の組織に掛け持ちして所属していた
（講道館の段位を持って、武徳会の称号を持って、という風に）

戦時中に、柔道が軍技化が進められて、嘉納の当身技や、武徳会や高専柔道の寝技技術などが技術として深堀りされて軍事技術として採用された
その後、日本の敗戦で柔道界は武道禁止令を受けて、柔道界は戦時中に使われた技術を制限する意識
大日本武徳会は解体されて、高専柔道も制限されて。講道館も活動自粛、
からのスポーツ化で、当身技や肘以外の関節技や寝技技術を制限した競技柔道がメインに

武徳会の技術を継承したプロ柔道も起こったけど、経営続かず

海外にはかつての柔道の意識を受け継いでいるところもある
柔道の当身技を護身術として普通に体系化して学べたり
最近は、かつての柔道から派生したブラジリアン柔術やMMAからの逆輸入意識で、寝技技術も見直されているけど