横尾忠則「45歳の転機、グラフィックデザイナーから画家に。ダンテ『神曲』と出会い、その冒険に憧れて」 連載:50歳からの読書案内|婦人公論.jp
https://fujinkoron.jp/articles/-/9214?display=full
2023年08月14日
2023年、中公文庫は創刊50周年を迎えました。その記念企画として、本連載では「50歳からのおすすめ本」を著名人の方に伺っていきます。「人生100年時代」において、50歳は折り返し地点。中公文庫も、次の50年へ――。50歳からの新たなスタートを支え、生き方のヒントをくれる一冊とは? 第47回は、美術家の横尾忠則さんにうかがいます。
(略)
運命のいたずら
45歳の時、僕は突然グラフィックデザイナーから画家に転向してしまいました。魔が差したとしか考えられない突発的な内なる未知の見えない力によって洗脳されたとしかいえないような出来事でした。すんなり画家になったのではなく、何んだか運命のいたずらによってもて遊ばれているような気さえしたのですが、後に引き返すことのできない力が働いていました。そんなモヤモヤした時期に、どこかの出版社から送られてきたダンテの『神曲』を思わず開いたのです。魅力的な挿絵が沢山入っていたので挿絵に惹かれて、読み始めたら、面白くて止められなくなってしまいました。
『神曲』は長編叙事詩で、ダンテの描く死後の世界の旅行記で冥界の案内人ウェルギリウスによって地獄、煉獄、天国を生きたままで彷徨するという、想像を絶する霊界訪問記です。以前から死後の世界に興味のあった僕はエマヌエル・スウェーデンボルグの『霊界日記』などを読んでいたので、この難解だといわれていた『神曲』が実にすんなりと読めたのです。『神曲』は世界文学の最高峰といわれているそうですが、僕には読み出したら止められないほど次々と展開される死後の世界の面白さにまるで冒険小説を読んでいるようにすらすらと読めたのです。
『神曲』は、僕には夢を見ているようで、肉体から抜け出した霊魂のような存在になって、自由自在に霊界をウェルギリウスの案内に導かれながら、まるで自分が体験しているような気持ちになるのです。地獄で苦しむ死者の目を覆うような恐しい光景を真近に目撃しながら最下層の奈落の底の地獄から、脱出して、次の煉獄に導かれるのですが、ここで初めて空に星の光を見て、自分自身がやれやれと思うのです。
煉獄は高慢、嫉妬、怒り、怠惰、貪欲、大食らい、色欲という、いわゆる煩悩の罪に悩み苦しむ、まあ、われわれの現世そのままを生き写しにした世界へと入っていくのですが現世と相似形になっています。この煉獄界は現世の罪を浄めるところで、誰もが行く世界らしく、ここで浄化された魂の人々の世界をダンテは見せられるのです。
現世で悩み苦しむ意味
(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1691991393/
東京オリンピックのときに親子で税金で稼いだ人
グラフィックデザイナーと画家って違うの?
けっきょくどっちの仕事もやってるからな
全然違うでしょ
今で言うと、45才で異世界転生物のラノベに目覚めたって事だろ
小説のくせにフルカラーの綺麗な挿し絵が異様に多いからな
グラフィックイコライザー
「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由。
https://hynjkm.westindiaquay.com/0814/k2cwjvmw.html
ダンテの地獄はイタリア人だらけだ。
つまりイタリア人は地獄に堕ちやすい。
天才は、忘れた頃にやって狂う
ただのポップアート崩れじゃないの?
https://i.imgur.com/JeZjZrM.jpg
昔はサンタナのジャケットアートで知ってる人も多かったと思うけど、今の若い人は名前知らないよな
フミヤートに皮肉言ってたよね昔
地獄篇は面白い
最初ダンテが倒れてばっかりで面白い
存在としてはアンディウォーホル日本版
作風は全然違うけど
地獄編は面白いよね
煉獄編、天国編はそれなり
50歳過ぎてもグラフィックデザイナーという肩書がかっこ悪いと思ったからでしょう
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