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群馬の古名：
・くるま　（朝鮮渡来人が多く住んでいたことから）
・毛野国　（蝦夷を古くは毛人と記したことから）

群馬の成り立ち：
関東地域では朝鮮渡来人を各地にまとめる必要ができた。群馬県では、8世紀初め、甘楽、緑野、片岡各郡から6郷を割き、渡来人をまとめて多胡郡が成立した。
群馬県高崎市にある「多胡碑」には、当時の朝廷からの勅令が記されている。
『新しい郡を作り「羊」に支配を任せる。
その群の名前は「多胡郡」とする。』
この「羊」とは、「羊太夫」（ひつじだいゆう）と名乗る人物のことで、朝鮮半島から渡って来た渡来人であった。