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しかもそのAVの前にすでに薬づけになってたらしいから、デビュー作を観るとちょっと怖い

ガレージに飾ってそれを見てるだけの金持ちじゃあるまいしさ。

病院の清掃員とかじゃないの？ｗ
以前、「カルテを運ぶだけ」って人をテレビで見たことある
けど、近年はカルテも電子化しちゃって、どうしてるんだろう？

な？
言わないだけでやってる人が多くて
そいつらはジャンキーイメージ全然無いから俺等は気づいてないだけ

電話の向うでアキラが切り出した
「バケツに２杯ぐらい血を吐きました・・・」
「えっ！どうしたの！アキラどこから電話してるの！」
九州の病院に入院したという。あんなに元気でいたのに・・・・入院？
初めてアキラを見た時に、何でこんな綺麗な子がヤクザに？と思う程の美青年だった。
父親は組長の服役のための面会の身分帖に載せるために私と戸籍上の夫婦になった。
アキラはその時期だけ私の子供だった。ヤクザの世界ではこんな戸籍のやり取りはよくあることだ。
そんなアキラの息苦しそうな声を聞が電話口からこぼれれくる。
「アキラ！早く手術してもらいなさい！」そう言うとアキラは私に言う。
「姐さん、自分はオヤジに彫り物を入れてもらったんです。そこにメスなんか入れられません！」
「自分にとって、親は一代限りです」
さすが私の息子だ！その根性を見上げた。

アキラの遺言に自分の遺骨の中に、私が落とした指があったら一緒に入れてほしいという内容があった。。
ためらいもあったが、アキラの前で落とした、一つだけ持って行った。
骨壷を開けて骨を見た。少し驚いた。
白くないのだ。茶色く変色した骨だった。
（アキラ、随分クスリやっていたんだね～）
私が右翼に呼ばなければ・・・そんな無念があった。
そっと骨壷の横に、瓶に入った私の指を入れさせてもらった。