東京都区部の消費者物価、３か月連続で上昇幅縮小…食料は４７年ぶりの高水準続く

総務省が２９日発表した９月の東京都区部の消費者物価指数（２０２０年＝１００、中旬速報値）は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が１０５・２で、前年同月比２・５％上昇した。上昇は２５か月連続。政府の補助が続く電気代が全体を押し下げたが、食料は引き続き高止まりしている。

都区部の中間速報値は、翌月発表される全国指数の先行指標となる。上昇幅は３か月連続で縮小し、８月（２・８％）から０・３ポイント低下した。燃料価格の下落で電気代がマイナス２５・７％と、８月のマイナス２２・３％から下げ幅が拡大した。上昇が続くガソリンは１０・０％上昇と８月（９・１％）からさらに上がった。

生鮮食品を除く食料の上昇率は８・５％と２か月連続で鈍化したものの、約４７年ぶりの高水準が続く。調理カレーやプリン、牛乳、外食のハンバーグなどの上昇が目立った。宿泊料やキャットフードなども上昇した。

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東京都区部の消費者物価、３か月連続で上昇幅縮小…食料は４７年ぶりの高水準続く

【読売新聞】　総務省が２９日発表した９月の東京都区部の消費者物価指数（２０２０年＝１００、中旬速報値）は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が１０５・２で、前年同月比２・５％上昇した。上昇は２５か月連続。政府の補助が続く電気代が全体を

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