【処理水放出】中国、日本への団体旅行キャンセル相次ぐ　大型連休利用　現地報道

宇宙線により新たに生成されるトリチウムは約7京Bq/年に対し、福島の処理水は22兆Bq/年。
自然発生するトリチウムと放射線を出してヘリウムに変化するトリチウムの量が釣り合って、環境中のトリチウムは100京～130京ベクレルに保たれている。
トリチウムの多くは他の水素と同じように酸素と結びつき「水」の形で存在しており、雨水・水道水にも含まれている。
日本の場合、雨水には年220兆ベクレル、水道水には1リットルに1ベクレル以下。
人間の体にも数十ベクレルが存在している。
トリチウムが放出する放射線はエネルギーが小さく服や皮膚を通過できないため、体外から放射線を受ける外部被ばくの影響は殆どない。
トリチウムは大部分が水の状態で存在し水と同じように排出される為、体内で蓄積・濃縮されない。
日本人が1年間に自然界から受ける放射線の影響は2.1ミリシーベルトだが、海洋放出した場合の1年間の放射線の影響は0.0000018～0.0000207ミリシーベルトとその10万分の1未満になる。
ALPSにはトリチウム以外の62種類の放射性物質を規制基準値未満まで浄化する能力がある。
IAEAはALPS処理水の海洋放出について「技術的に実行可能で、国際慣行に沿う」との声明を出した。
その後、韓国政府も「IAEAの基準に適合する手続きに従うなら、あえて反対するものではない」と理解を示している。

訪日中国人観光客の旅行消費額
・宿泊費:428億円
・飲食費:287億円
・買物代:658億円
・交通費:114億円
・娯楽等サービス費:29億円
・その他:0億円
・総額:1515億円