【ロシア】ウクライナの反転攻勢が成功すれば「核兵器使用」 メドベージェフ前大統領が言明

クリミアはもともとクリムハン国でロシアが征服した土地
その後ソ連時代の1954年に
ロシアからウクライナに譲られたものだからな
なぜ譲られたのか知らないが

■戦後からソ連崩壊まで
戦後、西側諜報機関はウクライナのナチス協力者たちを対ソ工作に用いた。
CIAによるウクライナのナチス協力者たちを使った対ソ工作の作戦名は「エアロダイナミック」。
CIAは情報工作までしてウクライナのナチス協力者を訴追からかばった。
このエアロダイナミック作戦を気に入って拡大したのが、あろうことかユダヤ人のズビグニエフ・ブレジンスキー。
CIAとウクライナのナチス協力者の関係は、ソ連崩壊まで続いた。

続く

この政変後できた暫定政権が、最初に行ったことは、ロシア語を公用語から排除する法案の可決だった。
で、これ以降、ウクライナではバンデラ崇拝が大手を振るようになった。
バンデラの記念日が制定され、彼と彼の仲間の銅像が建てられた。
ロシア語話者は迫害された。
なお、日本語版Wokopediaのバンデラの項目は、話がおかしいです。
読むのであれば英語版にしましょう。

昨年の1月までは、ウクライナがテロリストのステパン・バンデラの誕生日を祝っていることを、イスラエルや欧州各国のメディアから批判されたいた。
昨年の1月までは、ウクライナの公用語の扱いについてヒューマン・ライツ・ウォッチが懸念を表明していた。
日本のメディアと識者はこれを知っているくせに言わない。
日本のリスクはこの言論空間の歪みなのよ。

日本の戦況報道は、米国のシンクタンク戦争研究所（ISW）の受け売りだ。
>>357で説明したように、2014年のウクライナの政変は米国の工作によるもので、実行者はビクトリア・ヌーランド国務次官補（当時）。
彼女の夫は、「ネオコンの理論支柱」と呼ばれているロバート・ケーガン。
で、ISWの所長はケーガンの弟の嫁なのだ。
だから、日本の報道を見ていると「ロシア軍て弱い」という感想になる。

「ゼレンスキー大統領に、自国はNATOに加盟しないと約束させるか、東部の2つの飛び地に高度な自治権を認めさせれば、戦争を回避できたかもしれない。」
https://www.economist.com/AbeInterview

ウクライナの紛争について我々は昨年の2月24日から始まったと思い込まされているのですが、それは違います。
そもそもミンスク合意では、キエフ側には選挙を行い、ドンバス両共和国に自治権を与える義務が課せられたが、キエフ政権はこれを８年間履行していませんでした。
また、2021年12月、ゼレンスキーはミンスク合意を反故にする発言をしていました。
キエフ側は2月17日からドンバスへの砲撃をエスカレートさせました。
それでロシアはドンバス両共和国の独立を認め、彼らの保護要請を受け入れたのです。
その後、昨年12月、メルケルが「ミンスク合意はウクライナ軍を増強するための時間稼ぎだった」と告白してしまいました。
そのことは日本でも報道されているけれども、その重要性はかえりみられていません。
ロシアとドンバスは安全保障のためにやむをえず戦っています。

真にリスクなのは、日本の言論空間の偏りです。
我々は煽られているんですよ。

Abe Shinzo in his own words

The Economist interviews the former Japanese prime minister

www.economist.com

そもそもミンスク合意自体が、クリミヤ半島奪ったロシアが無理やりで飲ませた一方的なものやろ。

ミンスク合意は、ドイツとフランスの立ち合いのもとに、キエフ、ドンバス、ロシアの元で交わされた国際条約です。
同じ話を繰り返しますが、キエフ側には選挙を行い、ドンバス両共和国に自治権を与える義務が課せられましたが、キエフ政権はこれを８年間履行していませんでした。
また、2021年12月、ゼレンスキーはミンスク合意を反故にする発言をしていました。
メルケルは、言い換えると「ウクライナ軍を増強するために騙すつもりでミンスク合意を結ばせた」と告白したのだから、とても深刻なのです。
西側は国際条約で詐欺を働いたのです。