【音楽】D’ERLANGER・kyo ニューアルバムは「シンプルで刺さる作品。でも1個だけ誤算が…」

TOKYO FM＋
（左から）逹瑯、kyoさん

ロックバンドMUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめるTOKYO FM / JFNのラジオ番組「JACK IN THE RADIO」。9月2日（土）の放送はD’ERLANGER（デランジェ）からヴォーカルのkyoさんが登場！ 9月13日（水）リリースのニューアルバム『Rosy Moments 4D』（ロージー・モーメンツ・フォーディー）についてお話を伺いました。

D’ERLANGERは、9月13日（水）に約4年ぶりとなる10枚目のオリジナルアルバム『Rosy Moments 4D』をリリースします。

逹瑯：今回の作品はどうですか？

kyo：プリプロ（レコーディング前の準備作業）のときから、結構みんなから「シンプル」という言葉が出ていて、CIPHER（サイファー/Gt.）いわく、（難しいことを）やるほうが“簡単”というか、言い方は変だけど“怖くない”と。“シンプルだけど刺さるもの”を目指すほうが難しいんだって。

逹瑯：あぁー！ はい。

kyo：そういう（曲を作りたい）モードにいたみたいで。Tetsu（テツ/Dr.）も、プリプロのときから「今回はシンプルにいくよ」って言っていたし、そういう意味では俺も、メロディに対して過剰に表現するんじゃなくて“メロディを素直に伝えるようにしよう”と思って向き合ったね。

逹瑯：デコレーションすることはできるけど、“素材の良さ”というか、根本のオリジナルのところでいいものを作っていこうと。

kyo：そうだね“そんなに調味料を使わずに……”みたいな感じかな？

逹瑯：できあがってみてどうでしたか？

kyo：あのね、1個だけ誤算が……トータルタイムが短かった（笑）。

逹瑯：あっ！ シンプルになりすぎて（笑）。

kyo：“こんなに短い!?”って（笑）。

逹瑯：何曲入りですか？

kyo：10曲入りと11曲入りがある（通常盤CDのみ、ボーナストラック1曲追加収録）。

逹瑯：トータルタイムは何分ですか？

kyo：40分もない。

逹瑯：うわぁ！ でも聴きやすいですよね。

kyo：そうだね、それで何回も聴いてくれればいいなって思うけどね。

逹瑯：最近は、それぐらいコンパクトにまとまったアルバムのほうが聴きやすいんじゃないかと思っていて。

kyo：そう。おじさんになるとね、曲数が多かったり、時間が長いアルバムだと、最初のほうの曲を忘れちゃうんだよね。

逹瑯：でも、もうしかすると若い子のほうがそうかもしれないですよ、今の感覚だと。

kyo：なるほど。だから、やっぱり“グッ！”と集中して濃い時間を楽しんでくれたらいいなと思いますけどね。

（TOKYO FM「JACK IN THE RADIO」2023年9月2日（土）放送より）

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