【音楽】今週の一曲 ： ノーネーム（Noname）、「namesake」で大物偽善者を非難

■ノーネームは、あなたが知っているかもしれない何人かの人々に不満を持っている。

ノーネームは大物アーティストを罵倒することを決して恥ずかしがらないが、彼女の新曲「namesake」では、シカゴのラッパーが音楽業界の大物たちをNFLと仕事をする偽善者だとディスっている。
Slimwavによるスリンキーなインストゥルメンタルの上で、ノーネームはJAY-Z、ケンドリック・ラマー、リアーナ、ビヨンセを特に非難している。

2番目のヴァースで、ノーネームはジェイとNFLとの関係について、自分の立場を明らかにしている。

“I ain’t fuckin’ with the NFL or JAY-Z/ Propaganda for the military complex,”
“The same gun that shot Lil Terry/ Out West, the same gun that shot Senair in the West Bank/ We all think the Superbowl’s the best thing.”

（※NFLにもJAY-Z にも興味はない。軍産複合体のプロパガンダ。　リル・テリーを撃ったのと同じ銃が／アウト・ウエストで、セネアを撃ったのと同じ銃が／私たちはみんな、スーパーボウルが最高だと思っている。）

ノーネームが言及しているのは、国防総省がNFLの試合中に数千万ドルを費やして、
行進や退役軍人のための展示、戦闘機のショー、アメリカのアフガニスタン侵攻以前にはリーグの標準的な慣習ではなかった国歌斉唱時の起立を選手に押し付けるなど、米軍の宣伝を行っていることだ。

彼女は続けて、スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスしたケンドリック、リアーナ、ビヨンセを名指しして批判 ：

“Go, Rihanna, go/ Watch the fighter jet fly high/ War machine gets glamorized/ We play the game to pass the time/
Go, Beyonce, go/Watch the fighter jet fly high/ War machine gets glamorized/ We play the game to pass the time/
Go, Kendrick, go/ Watch the fighter jet fly high/ War machine gets glamorized.”

（※ゴー、リアーナ、ゴー／戦闘機が高く飛ぶのを見よう／戦争マシンがグラマラスになる／私たちは時間をつぶすためにゲームをする／ゴー、ビヨンセ、ゴー／戦闘機が高く飛ぶのを見よう／戦争マシンがグラマラスになる／私たちは時間をつぶすためにゲームをする／ゴー、ケンドリック、ゴー／戦闘機が高く飛ぶのを見よう／戦争マシンがグラマラスになる。）

2022年と2023年のケンドリックとリアーナのパフォーマンスは、両アーティストがキャパニック支持を表明した後に行われた。
一方、ビヨンセは2016年のパフォーマンスで警察改革を提唱したように見えたが、どうやらノーネームの目には十分ではなかったようだ。

注目すべきは、ノーネームがこの曲で批判を免れようとせず、コーチェラでパフォーマンスした自分自身の偽善を認めていることだ：

“Go, Noname, go/ Coachella stage got sanitized/ I said I wouldn’t perform for them/ And somehow I still fell in line.”

（※”行け、ノーネーム、行け／コーチェラのステージは消毒された／私は彼らのためにパフォーマンスしないと言ったのに／どういうわけか私はまだ列に並んでいる”。）

でもね、少なくとも彼女は努力してるでしょ？ そして、これほど良いサウンドとなれば、彼女の味方をする気になるのは間違いない。

（※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。）

●namesake

namesake

Provided to YouTube by The Orchard Enterprisesnamesake · Noname · Fatimah WarnerSundial℗ 2023 Noname, Inc under exclusive license to AWAL Recordings America,...

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