【音楽】私はなんのために作られたの？映画「バービー」サントラの注目楽曲収めた予告解禁

8月11日に公開を控える映画「バービー」より、世界的人気を誇るアーティストが集結したサウンドトラックの一部楽曲を収めた予告編がYouTubeで解禁された。

ファッションドール・バービーの世界を実写映画化した「バービー」。完璧でハッピーな毎日が続くバービーランドで暮らしていたバービーが、すべてに限りのある“人間世界”に旅立ち、本当に大切なものを見つける物語がつづられる。マーゴット・ロビーがバービー、ライアン・ゴズリングが恋人のケンを演じ、「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグが監督を務めた。

7月21日に封切られた全米では、週末3日間の興行収入が1.55億ドル（約218億円）に達し、2023年に公開された映画の中でもっとも好調なスタートを記録。その後も勢いはとどまらず、初週明けの月曜日の興行成績は2008年公開の「ダークナイト」を超え、ワーナー作品として史上最高の数字に。劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客が詰めかけるなど社会現象を巻き起こし、8月6日の時点で全世界累計興行収入はついに10.3億ドル（約1462億円）を記録した。

映画と同様に注目を集めているのが、全米公開と同時にリリースされたサウンドトラックの「バービー・ザ・アルバム」。映画にマーメイドバービーとして出演しているデュア・リパをはじめ、リゾ、ニッキー・ミナージュ、チャーリーXCX、テーム・インパラ、ビリー・アイリッシュ、ザ・キッド・ラロイ、ピンクパンサレス、FIFTY FIFTYなど総勢18組のアーティストが楽曲を提供している。またゴズリングがケンの心情を歌う「I’m Just Ken」も収録された。

映像は「バービー・ザ・アルバム」の注目楽曲と、本編シーンをミックスしたもの。ミナージュとアイス・スパイスが歌うのは、夢のような毎日が続く“バービーランド”を象徴する楽曲「Barbie World (with Aqua)」だ。そしてバービーが悩みの尽きない人間の世界でカーチェイスに巻き込まれる場面ではチャーリーXCXの「Speed Drive」、バービーの添え物的なイメージがぬぐえないケンが人間世界でのカルチャーショックを体験し覚醒する場面ではサム・スミスの「Man I Am」が盛り上げる。ビリー・アイリッシュが歌う「What Was I Made For?」は、さまざまな出会いを通じて変化していくバービーの心に寄り添う1曲。予告の最後では、デュア・リパの「ダンス・ザ・ナイト」がバービーたちの華やかなダンスパーティを彩った。

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